レゴ的な子供向けソーシャルメディア「Lego Life」ってものがあったのか

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Lego Lifeにおけるイノヴェイションは、これだけではない。ほとんどの場合において、ユーザーは文字をまったく入力できない点にある。その代わり、絵文字を使用するのだ。これは、読解能力が異なるさまざまな年齢の子どもたちで構成されたユーザーグループにとっても、メリットがある、


多くの人々が集まるあらゆる場には、たいていは匿名でネガティヴなコメントが投げつけられ、必然的にそこは中傷合戦と厭世観に満ちた恐怖の場所へとなる。このような状況は、レゴにふさわしくない。


先日ツイッターのタイムラインに挙がってきて初めて知った、レゴが運用しているレゴ風のソーシャルメディア「Lego Life」。ビジュアルだけ見ると多人数同時参加型ネットワークゲームのようにすら覚えるけど、やっぱりそうではなくてソーシャルメディア。そして子供向けということもあり、色々と配慮がなされているのが興味深い。

もっとも目に留まったのはセリフ回し...というかコミュニケーションの部分。文字は使わずに絵文字のみで構成されている。その組み合わせて他人との意思疎通を行う次第。普通の文字が音声記号的なもので、その組み合わせで色々な問題となりそうな言い回しを作り出しえるのに対し、最初からどのような意味合いを持つのかが決まっている表意文字的な絵文字を運用側が選別して提供することで、アレな話とかナニなこととかのやり取りは極力防げることになる。もちろん、意思疎通そのものが結構難儀することには違いないけど(個人的にはアルファベット対応の暗号表みたいなものが外部でつくられる気もするけど)。


日本版のサイトからもアプリの紹介ページは確認できる。アプリそのものは「近日公開予定」とあるので、そう遠くないうちに提供されるのだろう。絵文字によるコミュニケーションは昔いくつかのゲームでも提供されたことがあり、その不便さがかえって面白いものとなっていた。つたない英語で海外のネットゲームをするようなものだな。ちょいと試してみたいアプリには違いない。

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このページは、不破雷蔵が2017年3月23日 07:19に書いた記事です。

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