ここ数年のミニフィグは、老若男女、身体の障害などなど、現実社会の多様性をレゴの世界にもしっかり反映させようって意思をすごく感じる。子供の頃からレゴでこういうこと学べるのはほんと素晴らしいと思う。さすが知育玩具。 pic.twitter.com/6cPzf1tOik
— emoLego (@emoLego) 2018年6月3日
これは以前シティのフィギュアセットで車いすの人が登場した時に言及したかもしれないけど、指摘されてみれば確かにその通りな気がするので覚え書きとして。
元々レゴのフィギュア(ミニフィグ)は表情にあまり変化が無く汎用的な顔立ちってのがメインではあったのだけど、少しずつ表情の種類も増え、色々な面立ちを見せるようになった。また肌の色もロボットとかゾンビとか幽霊といった特殊な色合いとは別に、いかにも西洋系ってのを印象付けるための薄いピンク系にしたものも出て来たし、黒人用のも登場するように。
女性のミニフィグが増えてきたってのもその通りで、数年前までは特に高齢層の女性のフィギュアって非常に作りづらい、組み合わせが難しい存在だったんだよね。男性もあまり作り難かったってのはあるけど。
それがここ数年の間に、車いすの人は出てくるし、子供や高齢層、さらには幼児のミニフィグまで登場するようになった。表現上における社会の多様化というべきなんだろうか。一般のセットにおいても、以前なら男性のミニフィグだけだったのが最近のでは必ず女性が含まれるようになっているってのもあるし、ね。
世間一般の情景をごく普通に見せるためには、そういう存在も必要なのだろうし、下手にそういうものを出すと「茶化している」という意見もあったのだろうけど、今ではむしろ「現実とは食い違っている」というツッコミが来るってのが多数意見になっているのだろうな、と。
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