LEGOのパクリメーカーLepin敗訴、これか
— もりりん書房 (@morimorilego) 2018年8月31日
あくまで今回はボックスアートや梱包についての著作権侵害だけで販売は止まらないらしいけど、いつか息の根を止められる日が来ることを祈るhttps://t.co/Upsc03msTp
レゴ社の特許切れたパーツ設計を使ってるだけの互換品メーカーと、パッケージとか製品デザインとかまでまるごとパクる窃盗メーカーは似てるようで全く別物だから、後者にあたるLepinは地獄の業火に焼かれてほしい
— もりりん書房 (@morimorilego) 2018年8月31日
ブロック玩具という概念までさかのぼってしまうと全部パクリ扱いするのは変では無いかという話もあるので、ちょいと整理をしながら。レゴのパクリ的なものとしては、レゴと互換性があるけどレゴの特許を侵害しているわけでは無い互換品と、レゴの商品的な権利部分をもりもり侵害している盗用デザイン的なものがある。前者の商品はカスタムパーツ的な名前で呼ばれることもある。互換品の場合もアマゾンなどで探していると「レゴ」で検索に引っかかってしまうし、あたかもレゴ公式品のような表記をしていて具体的な説明でちょっぴりと「互換品だからレゴと同じように使えるよ」と書かれてある程度だったりするのもあるけど。
で、今回問題となっている中国のLepinは有名な後者のパターン。表現されている通り、窃盗そのもの。パーツ構成もデザインも、パッケージのビジュアルもほとんど同じ。
LEGO Wins Lawsuit Against Lepin https://t.co/gA7QMDNvms @tormentalousさんから
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月31日
・LEGOによるLepinへの民事訴訟最終判決。200万ドルの損害賠償。Lepinによる意義は認められなかった。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月31日
・賠償金に加えLEGOの商標は使用できない、ソーシャルメディア上でビジネスは出来ない。
・Lepinの所有者がXingbaoを経営しているMeiZi Model(美致模型)だという事が判明。(続く)
・LEGOの勝訴はボックスアートと包装のデザインが対象であるため、LEGOコピーの商品販売を止めることはできない。オンライン上では既に箱無しでシンプルな梱包でセットを販売しているとの報告がある。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2018年8月31日
・LEGOにとっては勝利だが中国にはまだ山ほど偽造を行い、対処が必要な企業がある。
で、記事をざっと訳すとこんな感じ。非常に面倒くさかったのだろうけど、レゴ社としては一応の勝利。でもパッケージを無くして別袋に入れて通販で販売しているっぽいし、似たようなことをやらかしているメーカーはまだまだたくさんあるし、ダミー会社なりを作って同じようなことを繰り返す可能性は否定できない。
パクツイなどと同じような構造で、それをやっても儲からない、リスクが高過ぎると判断してしまうぐらい、ペナルティを大きなものにする必要があるんだろうなあ、というのか個人的感想ではある。
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