レゴのベル・ボーイング V-22 オスプレイ(42113)が公式にキャンセルされた件

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そういやテクニックでオスプレイが発売されるんだっけ...というぐらいにしか考えていなかったのだけど、いざ発売日当日になってみたら大騒ぎ状態だった件。日本でのレゴ社の関係者やその関連の人達はおだんまりなのでかん口令が敷かれている可能性はあるのだけど、海外のあれこれを確認するに、発売が決まってショップに運ばれ、一部は流通しはじめたかどうかというタイミングでストップがかかり、全面回収・発売中止となったのとこと。

紙版はまだ手に入らないけど、先行ダウンロードした2020年の通年カタログにもちゃんと載っていたんだよね。

説明によると中止の理由は「捜索救助機として設計されているけど軍用機じゃないか」ということでドイツで抗議が予定されていたからとのこと。マーベルとかジュラシックワールドとか何かの映画でオスプレイを登場させて、そのシーンをレゴ化すればノープロブレムだとは思うのだけど(ターミネーターとかトランスフォーマーには出ている)。


で、その圧力をかけたのは、ドイツの平和協会なるもの。わざわざ動画を作って「オスプレイ許すまじ」とやっている。オスプレイに対するこの類の団体の憎悪感って、世界共通なんだろうな。

軍用機版を連想するからダメだということなんだろうけど、それを言い出したらレーダー装備とか一般車両はすべてダメになる。船も同様にアウト。警察装備も同様の難癖をつけられかねない。問題ないとの判断から製品化されたにもかかわらず、その後の圧力で取りやめになるという、悪しき前例となってしまった気がするのだけどな。

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このページは、不破雷蔵が2020年7月23日 07:09に書いた記事です。

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