↑ 口蹄疫被災農家への支援は十分だと思うか
パルシステム生活協同組合連合会が2010年6月10日に発表した調査結果。親サイトでは記事1本分になりそうにないのでこちらで。今調査は2010年5月25日から5月27日にかけて自分が家庭の食材を購入している20~49歳の主婦に対して、携帯電話を使ったインターネット経由で行ったもので、有効回答数は1000人。年齢階層比は20代150人・30代425人・40代425人。調査実施・協力はネットエイジア。
つまり5月下旬の時点において「民主・赤松口蹄疫事件」(日本の過去における口蹄疫事件と区別するための名称であり、他意は無い)で被災した畜産農家に対する支援が十分ではないと思う「携帯電話を使っている主婦」が9割以上に達しているということ。「携帯電話経由だからデジタルデバイドとかあるので、世間一般と比べたら……」という意見もあろうが、恐らくそれは通用しない。女性、特に主婦層の携帯電話ネットワーク網をなめたらあかん。
そしてご存知の通り、リリースでは「被災農家への国や自治体、ボランティアによる支援」という表記になってはいるが、事件の性質上ボランティアが足を運ぶのは不可能に近い(というより逆に邪魔になるリスクがある)、自治体はフルスロットルで打つ手を打っている一方、国は初動をはじめ現在にいたるまで……というのが実情(発覚時の担当大臣の日程についても、結局不明な部分が公開されないまま辞職してしまいウヤムヤになるありさま)。
公示されている情報だけでも時系列順に整理し、きちんと報じられれば、どういうことになることやら。本来それを成すべき報道も、ねぇ。
(ソース:【発表リリース】)
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