↑ 「それじゃあ、謝ってもいいですよ」
それじゃあ、謝ってもいいですよ。その代わり、自民党も公明党もこの11年間で220兆円の赤字を増やしたのを国民に説明して、謝るところは一緒に謝って、お互いに謝って、これからはそういうことにならないように、真摯(しんし)に話し合ったらいいじゃないですか。
「それじゃあ、謝るよ」と返事をして、親に思い切りぶんなぐられたのを思い出した。「それじゃあ」というのは、「気持ちの中では謝るつもりはさらさらなく、でも仕方ないから上っ面だけ謝る姿勢を見せるよ、反省も謝罪の思いも本音ではまったくないけどね」、と言っているのと同じだ、と。今件も言葉の端々に、深層心理がにじみ出てくるものだな、というところかな。
先日購入した雑誌にも似たような話があって。そこでは万引きした子供が警官に向かって「あー、そこまで言うなら頭を下げても、謝ってもいいよ。でもお前ら税金で給料もらってるんだから、偉そうに俺に文句たれたことについても謝れ」と話し、やはり思いっきり説教を食らっていた。
菅氏は前日も【あの大金持ちのカルロス・ゴーンさん(日産自動車社長)は、(日本から)いなくなりゃいいんですよ、簡単なんですよ。】と、時の首相が東証一部上場企業のトップに「日本から出ていけ」と断じるという、暴言以外の何モノでもない発言もしてるし。まずは「お金」がどういうものなのかを学んでほしいものですね。
……「脱税王」の次は「失言王」かよ。
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