先ほどの『「ふおんコネクト!」最終巻(第四巻)・9月27日発売』がらみで「まんがタイムきらら」の最新号を確認していたところ、違和感を覚える広告ページを発見。ヤングアニマル誌で「うそつきパラドクス」を連載している「きづきあきら氏+サトウナンキ氏」(夫婦で漫画家と原作者をやってるそうな)の作品の紹介ページなんだけど、上の「エビスさんとホテイさん」はきららと同じ芳文社だからいいとして、下の「バーバ・ヤガー」はメディアファクトリー、「うそつきパラドクス」は白泉社、「セックスなんか興味ない」は小学館で全部発行元が別々。共通項といえば、作者が同じということ。オマケにページの下には「コミックスに関するお問い合わせは、各出版社様にご連絡下さい」とある。
他の出版社の雑誌まで確認していないけど、これってもしかすると広告の乗り合いというものなのかな? 書店では出版社が別々でも関連性があったり、同じ作家や原作者の本を同じコーナーに集めて読み手が手に取りやすくする手法はよく行われるけど、雑誌の広告で、しかも4社に渡ってというのは......あまり聞いたことがない。まぁ、効果的であることには違いはない(各出版社名の下に顧客窓口の電話番号か、専用サイトのURLなりQRコードがあればもっといいのだけど)。
そういえば最近、隔週刊誌のビジネスジャンプでも特定のテーマを決めて(ダイエットやら霊感体験など)、読み切りを集めたり、連載陣の中でもさりげなくテーマに関するエピソードを盛り込んだりと、メリハリをつけようとしている様子がうかがえる。出版社自身も色々と頑張ってるということかな。
でも例えばネットの場合、上の広告だったらまったく同じ書籍について、下のように最新刊をずらりと並べて「欲しい時にはクリックでどうぞ」ってのが出来てしまう。これは......雑誌には難しいよなぁ(汗)。
(最終更新:2013/09/02)
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