【日本語Kindleストア開始に備え、電子書籍ビジネスの基本を総まとめ(In the looop)】
で、ここまでくると、残すところは「Kindle日本語ストア」がいつ開店するかが焦点となる。その日が事実上、電子書籍の本格的な日本上陸となるからだ。まだAmazonから正式なアナウンスはないが、電子書籍の企画や代理販売を行っているイーパブス・ドット・ジェーピー出版のサイト(特に原稿募集のお知らせ)に、かなり踏み込んだ情報がいろいろ記載されており、一部で話題になっている。
* Kindle日本語は11月にオープンする。
* iBookStore日本語ストアは現時点で未定
* 日本語印税は35%タイプのみ。(米国では70%タイプがある)
かなり、おおっ、という情報で驚きだ。
(以下略)
ということで斉藤先生の最新記事で、日本語キンドルとその周辺(電子書籍周り)に関する予見・事前情報などがスマートにまとめられているので、気になる人は必読のこと。話が本当なら今年の11月はとてもステキングでドキがムネムネな月になりそう。まぁ、日本語版のキンドル本体の3G回線版が、米国同様日本でも無料でアクセスできるのかとか、色々気になるところはあるけど。
一番興味深いのは、紙媒体の雑誌なら千部単位で売れる予見がないと販売ラインに載らなかったり、印税も入ってこなかったのが、数百・数十単位でもネット上の「販売ライン」に載せられるってこと。斉藤先生も「1冊単位で著者サイドにも収入が入ることは大きなメリットと言えるだろう」と言及している通り、これは非常に大きいよね。
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