【mixiの新プラットフォーム戦略明日発表=Facebookの戦略とどう違う【湯川】】
ただたとえmixiが一時的に日本の情報伝播のインフラに成り得たとしても、今後グローバル化が進む中でFacebookが次第に有利になっていくことは間違いない。インフラとしてFacebookに対抗するのであれば、mixiも世界に出る必要がある。その辺に関しても明日発表があるのではないだろうか。ここ何ヶ月間か、ミクシィ幹部は海外出張を頻繁に繰り返している。アジアの有力SNSとの提携などの発表があるかもしれない。
とはいってもFacebookは既に5億人のユーザーを抱える世界的なSNSである。mixiに勝ち目はあるのだろうか。
「それはまだ分からないですよ」と情報社会学者の公文俊平氏は言う。世界の人口は68億人。Facebookはそのうちのわずか5億人を押さえただけにしか過ぎない。あと63億人も残っている。
非常にポジティブな考え方ではあるけど、ある意味真理をついているのも事実。【マイケルジャクソンのページは18億ドルの価値が? Facebook国勢調査】などにもあるように、確かに5億人強はFacebookが抑えていて、同じアメリカ発のMySpaceですら縮小傾向にあるけど、世界全体がFacebookに支配されてるわけじゃない。むしろいかにモバイルデバイス、特にスマートフォンに対応・アプローチしていく方が重要なんじゃないかな。言語間の壁は通常の意思疎通レベルなら技術革新である程度なんとかなる気がする。YouTubeを見れば分かるように動画でもある程度意思疎通はできるし。
むしろ文化の違いとか(先日の18禁云々の記事【アメリカ映画のレーティングを再確認してみる】でつくづく思った)の方が重要ではないかな。「簡単なやり取りは自国言語で、大切なことは●×語で」という、どこぞの企業で流行っているような教訓がネットワーク上の共通認識になるかもしれない。
あと戯言。「情報のバケツリレー」。これ、脳細胞内の情報の伝達様式と似てるよね。シナプスシナプス。
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