[ラジオ会館 建て替えへ 来夏めど閉館]
電気製品店が軒を並べ、近年は「オタク文化」の店が集まる東京・秋葉原の「秋葉原ラジオ会館」が、老朽化のため来年夏をめどに閉館し、建て替えることが決まった。ビル所有会社が二十二日午前、テナント説明会で明らかにした。半世紀にわたり「アキバ」の顔として親しまれてきた「ラジカン」は、二〇一三年にも装いを新たに再出発する。
今後は来夏をめどに閉館。継続入居を希望するテナントについては臨時移転先を探し、数年後のリニューアルオープン時に再入居してもらう。新しいビルは九~十階建てと現行とほぼ同規模。同社の担当者は「テナントや来場者の安全を考慮し、苦渋の決断をした。しばらく迷惑をおかけするが、必ず再開するのでご了解いただければ」と話している。
ちょっとタイミング的には遅いかな、という感もあるけど、個人的にも思い入れの深い建物なのでメモ代わりとして。色々内部が入り組んでて、迷うことも多々あったけど、その迷宮感がまたよかったんだよな。立て替えても家賃は高くなるだろうし、今よりもっと小じんまりとしたものになっちゃうだろうな。ある意味あの建物自身が一つの文化帯を形成してたのに、それが張力を無くして散り散りばらばらになるような......そんな気がしてならない。
追伸:こんなことを危惧してる人もいるね
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