[さよならオレンジ電車 JR中央線201系」]
JR中央線を象徴してきたオレンジ一色の201系車両の最終運行が17日あった。最後の姿を一目見ようと、始発の豊田駅(東京都日野市)や沿線に鉄道ファンが詰め掛け、別れを惜しんだ。運行は、JR東日本主催の松本駅(長野県松本市)までの特別ツアーで約四百人が乗車。
「さよなら中央線201系」と書かれたヘッドマークを付けた車両は午前十時二十分すぎに出発。警笛が響くと、ホームを埋めた約六百人のファンから「ありがとう」「お疲れさま」と歓声が上がった。
201系は一九五七年に登場したオレンジの単色車両の三代目で、八一年から順次導入。石油危機に見舞われた七〇年代の社会情勢を反映し、ブレーキで生じる電力を架線に流して再利用する機能を搭載。「省エネ電車」とも呼ばれた。
つい先日103系が引退したと思ったら......というのは古すぎだけど(笑)、主に省エネ・安全性の技術の進歩や乗客ニーズの変化と共に、新しい車両が次々に登場して、その分古い車両が押し出されていくのは仕方ないことだけど、やっぱり少々寂しい気はするね。
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