[日本側、首脳会談に中国語通訳不在=「危機管理上大問題」自民追及へ]
外務省の北野充アジア大洋州局審議官は5日の自民党の外交部会で、ブリュッセルで行われたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に中国語通訳が同行せず、菅直人首相と中国の温家宝首相の会談が、英語の通訳を交えて行われたことを明らかにした。同党は「政権の危機管理が問われる大問題だ」(小泉進次郎衆院議員)として、国会で政府を追及する方針だ。
4日の会談では、菅首相の発言を日本側通訳が英訳し、中国側がそれを中国語に訳した。一方、温首相の発言は、中国側の通訳が日本語に訳して菅首相に伝えた。
あれだけ日中関係がどたばたしていて、しかもASEMに出席する理由が中国との関係修復の糸口を探るために出席したようなものなのに、その会談で中国語通訳を用意しなかったというのはどうにも理解ができないよねぇ。取引先に自社のモバイル向け新ソフトを見せる機会を設けるために立食パーティーに参加して、その自社商品を動かすスマートフォンを持参しなかったようなもんだな。
しかも同行させなかった理由が「会談が実現することが分かっていれば準備したヨ。でもこちらからお願いしたわけじゃないしー」という、良く分からない説明。それじゃ何のためにASEMにいったのかが分からない。上の例なら「取引先に会えるかどうかわからないので、スマートフォンは持参しなかった」と説明しているようなもの。会うために出席しているというのに。
まぁ、去年夏までならマスコミがフルスロットルで特番組んで大追求するレベルの失態ですね。でも仲良しだからやらないんだろうな。かいわれ大根1トンくらい国会で食べないと責任はとれないような気がするな。
......というか直前の【今の官房長官は自分が責められたら「人のせいだ」「自分は悪くない」というお仕事です】と言い、現行政権党の人たちって、自分達のやってることが破たんしてるからって日本語そのものまで論理的におかしくなってる気がする。気のせいかな。
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