【更新】「追求されて不意に発言してしまったので」

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【国のトップが「何をしているのか」と罵倒されるのがイヤで公文書を偽装したでござる】で触れている、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件とその船長の釈放のいきさつについて、「釈放は那覇地検の判断によるもので、政府の判断は関与していない」という話があったけど、先ほどから開催されている衆議院予算委員会で柳田法務大臣が「私が釈放を決めた当時」と発言。検察判断ではなかったことを暴露してしまったわけだ。

その後慌てて「決めたというのは検察が釈放を決めたので、その手続を法務大臣として決めたという意味で申し上げた」「(私が釈放を判断したという、)そういう意味で申し上げた訳ではない」と言い直したけど、まぁあれだ。色々と突っ込まれるとつい本音が出てしまうのはよくある話で。[【【中国人船長釈放】柳田法相「指揮権は発動していない」】]なんてことも言ってたんだけどねぇ。

まあ地検の独自の判断云々が、当時の記者会見の当人の表情もあわせ、「どうなのかな」と思う人は多かったと思うけどね。

......で。12日の記者会見で同氏は

元主任検事の前田恒彦被告(43)を懲戒免職処分としたことについて「事件の証拠物を改変するなど、およそ考えがたいあるまじき行為。国民の検察に対する信頼を大きく裏切るもので誠に遺憾だ」と述べた。

([法相「国民の信頼裏切り遺憾」 改ざんで検事懲戒免職(NIKKEI NeT)])


と述べておられるそうですが。ご自分自身についてはいかがお考えなのでしょうかね? 自分で自分を懲戒免職処分ってのは可能なのかしらね。辞任では懲戒免職とはいえませんし、ねぇ。

......仮に言い間違いだったとしても、訂正した後の内容、それはそれで問題あるような気がするんだが。

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このページは、不破雷蔵が2010年10月14日 12:14に書いた記事です。

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