角川グループが電子書籍を中心としたコンテンツ配信プラットフォーム事業に本格参入。でもまた独自フォーマット?

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株式会社角川グループホールディングス傘下の配信事業会社、株式会社角川コンテンツゲートは、角川グループの資産を活かし、コンテンツプロバイダー自らが電子書籍を中心とするデジタルコンテンツを提供販売するための直営プラットフォーム「Book☆Walker」を立ち上げます。

2011年4月のプラットフォームサービス開始及び2011 年7月のグランドオープンに先駆け、2010年12月よりiPad/iPhone 向けアプリの提供を開始いたします。12月のリリース時には、ライトノベル、コミック、文芸ジャンルの中から特に人気の作品を中心に、どなたでも角川グループ作品を気軽にお楽しみいただけるラインナップを用意し、2011 年のグランドオープンに向けたさまざまな実験的な試みを実施してまいります。

本プラットフォームでは、既存の電子書籍プラットフォームサービスとは一線を画し、電子書籍を軸に、作品に関連するアニメや映画の映像、グッズ等の通信販売までをお客様へシームレスに提供するシステムを構築する予定です。さらに、角川グループの出版各社による電子書籍事業への新しい試みとして、新刊書籍の紙とデジタルの同時発売や、お客様同士が作品の感想等を共有するためのソーシャルメディアとの連動など、メディアミックスを推進する角川グループならではのオンリーワンの次世代型電子書籍プラットフォームを目指します。


角川グループの豊富なコンテンツをデジタル化して展開する、しかも相互作用的なものを狙えるシステムを構築する云々(まぁFacebookみたいなイメージなのかしらね)とある。色々なことにチャレンジするのはありがたいんだけど、「また独自のプラットフォーム?」というのか正直な感想。コンテンツを多数抱えているからこそ、多少の強引さも許されるかな~って感はあるけど、ユーザーは混乱するだけだと思うな。それこそ「便利なはずなのに仕様が大量に存在していて使いやすさが半減しているおサイフケータイ」のように、さ。

このあたり、どうにかならないのかしらね......。完全画一化するとそれはそれで問題だから、せいぜい3つくらいに統一してくれないかしら。

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このページは、不破雷蔵が2010年10月26日 20:11に書いた記事です。

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