昨日の奄美諸島における記録的豪雨で多数の被害が出た際に、意外に反応があった話について覚え書き。要はYouTubeをセミリアルタイムな動画による状況把握・情報ソースとして使うというもの。【ソーシャルメディアの現状が分かるバイラルビデオの新作「Social Media Revolution 2」を視聴してみる】にもあるようにYouTubeはすでにトラフィックなどの面でGoogleに続く世界第二位の検索エンジンに成長しているし、昨今の携帯電話・スマートフォンの動画撮影機能を用いた投稿性向・頻度は高まる一方。
そこで、例えば今件の場合なら「奄美」「奄美大島」などの対象キーワードを用い、結果のタイプを「動画」、並び替え順を「アップロード日」とすることで、公的・報道機関・個人を問わず関連する動画の一覧を取得できる。何らかのイベント・事件・事故などなら、個人ベースの言わば「パーソナル記者」によるレポートが次々に上がってくるのが分かる。
まぁ今回の豪雨の場合のような、撮影時にリスクを負う場合の動画は「無理するな」という注意をしなきゃならないけど、それも含めて「リアルな」情報を取得できることに違いは無い。これもYouTubeというソーシャル動画メディアの存在と、ケータイ・スマートフォンなどの普及のなせるわざ。
あと一つ注意をするとすれば、キーワードの選択も結構ポイント。今件なら「奄美」と「奄美大島」の両方で検索をかけた方が、より広範囲な情報を得られた。まぁ臨機応変に、ということで。
コメントする