「FoodLog」は、食事の写真を自動的に画像処理し、栄養解析を行い、食事カレンダーを生成するシステム。利用者は食事の写真をインターネットで投稿するだけで、食事バランスガイドにもとづき主食・副菜・野菜・果物・乳製品の5項目がどれだけ含まれているかを判定してもらったり、月や週のカレンダーにサムネイルで表示することができる。
カロリー計算補助機能や、位置情報、時間情報など表示モードの拡充も準備している。毎日の食事記録による健康管理や、他のユーザが投稿した食事画像を閲覧、情報を交換、食事アルバムを用いたコミュニケーションなどの提供も予定している。
先ほど本家で挙げた記事【携帯写真で料理を撮ればカロリー計算・健康増進アシストサービス実証実験開始へ】の要となる「料理の写真で品種やカロリーを算出するシステム」のベースとなったシステムで運営されているサイトがこちら「FoodLog」。現時点ではカテゴライズレベルでしか判別できないようだけど、本家の記事でのシステム「健康増進アシストサービス(仮称)」では複数社の協力でこのシステムを増強してカロリー計算を行うようだ(「FoodLog」でもカロリー計算補助機能の拡充も準備してる)。
まぁ実際には例の「オーダーメイド検査」同様にデータを山ほど積み上げて類似データを抽出し、関連する数字を見せて正しいか否かを聞き、精密さを上乗せさせるという、ベイズ理論みたいなものなんだろうけど。色々複雑な操作を必要としない点だけでも面白いよね。将来的には携帯ゲーム機などにも対応できそうだな。
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