同じデジタル系の新興企業でもケータイのソーシャルメディア運営会社やソフト製作会社などは堅調な業績を見せているところが多いけど、情報発信系は押し並べて今一つな感じ。アイティメディアも確か数年前までは一般出版会社と比べて遥かに低コストってことでもちあげられていた記憶があるんだけど、それ以上に収入源が響いているんだろうなあ。
海外の色々なレポートにもそれなりに目を通しているけど、どうも日本は手に取れない、物理的に触れないものに対する評価、対価の点で海外と比べて比較的厳しいところがある。手に取れなければ全部ロハが基準、っていうのかな。商魂たくましい云々はいいんだけど、お金の支払いってのは相手に対する評価であり、感謝の意も含まれていて、事業を継続して自分自身が今後もそのサービスを受けられ続けるようにするための間接的な投資に他ならないってのを忘れてる気がする。使い捨てだからかまわない? そんなんじゃ人材も企業も技術も育たないよ。逆の立場になったらどうか、考えてみようね(まぁ、アイティメディアが対価を得られるサービスを提供していたか否かの判断はまた別の話。判断できる立場に当方はないからね:P)。
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