【更新】熊本の名ラーメンチェーン店「桂花」、民事再生法適用申請・営業は継続

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[「桂花」が民事再生法の適用申請 熊本地裁]



熊本を代表するラーメンチェーン店の一つ「桂花」(熊本市、旅井瑞代社長)が1日、熊本地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。代理人弁護士によると、負債額は12億5800万円。同じラーメンチェーンで「味千ラーメン」を展開する重光産業(同市、重光克昭社長)が支援する予定で、営業は続ける。

旅井社長によると、桂花と関連2社の売上高は、2004~05年のピーク時で年間12億円程度に上ったが、ラーメン店同士の競争激化の影響で、2010年3月期には3社で9億6600万円にまで低迷した。今夏の猛暑で関東地区の売り上げはさらに落ち込み、自力再建を断念した。

97年に熊本市のフードパル熊本に建設しためん・スープ・調味料の工場への投資も負担になったという。経営支援は桂花から重光産業に要請した。重光社長によると、2社の店舗は主に味千が郊外で、桂花は関東などの繁華街で展開しており、メニュー構成も異なるため、すみ分けできると判断した。


毎月の外食産業の動向(直近は【2010年9月度の外食産業の売上は前年同月比でプラス0.3%・客数増加が売上アップに】)でもたびたび触れているんだけど、ラーメンチェーン店って勢いはいいんだけど、店舗数の増加ぶりが気になってたところ。今件の元記事の「ラーメン店同士の競争激化の影響」という部分を目にして「やっぱりそうなのかな」と思った次第。

それと共に、今年の酷暑がこんなところにも影響を及ぼしている事を知って驚き。結構綱渡り的なことやってたのだろうね......。今件が例外的な話だといいのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2010年11月 2日 17:05に書いた記事です。

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