冬の味覚のサケとホタテに異変が起きている。産卵のためサケが海から川に戻る遡上(そじょう)が遅れており、各地で不漁が続いている。青森では養殖のホタテが大量に死滅し、ホタテ漁に壊滅的な被害が出ている。異変の原因は、海水の温度にあるとみられている。
青森県は被害対策本部を設置し、実態調査を行った。3日に調査した地区では、成長したホタテの7割以上が死んでいた。ホタテ養殖は出荷までに1年はかかるが、稚貝も大量死したため、来年、出荷するホタテの見通しも立たないという。県は4日から本格的に陸奥湾一帯の調査を行い、対策を検討する方針。
青森県のリリースは【こちら】。今日、対策会議が開かれるとのこと。【お米の品質、猛暑で大幅に低下し1等米比率が約6割強に留まる】にもあるように今年の酷暑でお米の品質がかなり落ち込んだり、野菜の高騰が続いているけど、海温にも影響が及んだ可能性は否定できないねえ......。【「関東以南でリンゴが採れない」「日本近海でサンマ収穫が出来ない」地球温暖化の影響を予想】という話もあるけど、これは中期的なレベルのことで、1年で突然起きるわけじゃないし。
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