ちゃんと動く、スゴい大人の科学...テオ・ヤンセンのミニビースト

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【大人の科学マガジン Vol.30 テオ・ヤンセンのミニビースト(2011年1月発売)】




プラスチックチューブで構成された不思議な造形物。ひとたび風を受けると、まるで命を吹き込まれたかのように動き出す。STRANDBEEST(ストランドビースト)と名付けられたこれら新しい生命体を生み出したのは、オランダのキネティックアート(動く立体造形作品)の鬼才、テオ・ヤンセン。物理学者にして、画家であるテオ・ヤンセンは、20年前から、生物進化とエンジニアリングを融合し、独特の世界観を創出してヨーロッパのアート界を震撼させてきた。

テオ・ヤンセン氏監修のもと、風で動く小型のストランドビーストがふろくに登場。試作を見たヤンセン氏は、ふろくにAnimaris Ordis Parvus[小さい(パルビス)オルディス型(Ordisはヤンセン氏の作品群の名称)のアニマリス(ラテン語で動物)]の名を与えた。

A4変型判/100ペ ージ/2011年1月発売予定
●予価:3,500円(税込)
●ふろく:テオ・ヤンセンのミニビースト
●購入方法:全国書店、学研オンライン ショップ 『ショップ.学研』


どこをどうやったらこんなことが出来るのか、まったくもって天才の頭脳は計り知れないものがあるなぁというのを実感できる動画と、それをミニチュアで再現し、ちゃんと動くモデルが付録についてくる「大人の科学マガジン」。「生物進化とエンジニアリングの融合」ってなんか生態科学のさらに一歩先を進んでいるかのようで、未来の香りを覚えるものがあるね。

......というか、なんか色々と応用が効きそうな気がするんだけどなぁ、これ。先行者と組みあわ、いやなんでもない。

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このページは、不破雷蔵が2010年11月 4日 20:36に書いた記事です。

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