今年のノーベル平和賞が中国の人権活動家、劉暁波(リウ・シアオポー)氏に授与されることを巡り、授賞式が来月行われるノルウェー・オスロにある欧州各国の大使館に式典に参加しないよう求める書簡を中国政府が送った。
AP通信が伝えた。書簡は、劉氏への授賞は内政干渉だと指摘し、欠席とともに、式典当日に劉氏支持の声明を発表しないよう求めた。また中国は10月下旬から、北京でも数カ国の外交官に対し同様の要請をしているという。
「要請」っても、先のノルウェーに対する恫喝行為と同じ。「要請」という表現を使っているけど、「窃盗」を「万引き」にすり替える、マスコミお得意の「言葉のあや」というところかしらね。元記事ではロイターの記事も一部引用してるけど、元記事は【China warns Europe on support for Nobel winner】。
The choice before some European countries and others is clear and simple: do they want to be part of the political game to challenge China's judicial system or do they want to develop a true friendly relationship with the Chinese government and people in a responsible manner?
If they make the wrong choice, they have to bear the consequences.
「欧州各国の選択肢は単純かつ明快だ。中国の司法制度に疑問を呈し、政治的なゲームに参加したいのか、中国と友好関係を築きたいのか」「誤った選択は(否定的な)結果をもたらす」
とあるわねん。どこが要請なんだろう。ロイターの記事では他にもAP伝の記事同様に「各政府に圧力をかけている。中国側はコメントしていない」「中国はノルウェーでの公式会議をボイコットした」「中国の恫喝は少なからぬ国に影響を与えるかもしれない」「フランスでは胡錦濤中国国家主席との会談をひかえて現在のところノーベル賞に関する言及を避けている」などとあるね。ジャアイニズムというところかしら。
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