[サンフランシスコ市、ハッピーセット禁止条例を可決]
米カリフォルニア州サンフランシスコ市の立法機関は9日、マクドナルドの「ハッピーセット」に代表される高カロリーの子供向けセットメニュー販売を実質的に禁止する条例案を可決した。
条例案は、肥満対策を目的として、ファストフード各社が子供向けに販売するおまけ付きセットメニューの栄養基準を設定。2011年12月を期限として、果物や野菜を取り入れて栄養価を高め、熱量は飲み物を含めて600カロリー未満に、脂肪分はカロリー全体の35%未満に抑えることなどを義務付けた。
イエール大学の研究グループが今週発表した調査結果によると、米国内に展開するレストランチェーン12社の子ども向けセット3000種あまりを調査したところ、未就学児童の栄養摂取量ガイドラインに適合していたのは12種類だった。
【米には7割が肥満の州もある】という話もあるし、特に子供の肥満問題は重要視されているから、今回の条例も仕方ないものがある。「むしろ保護者の責も考えるべきじゃないか」とは思うのだけど、「子供には自由に買物をする権利がある」とか言い出すんだろうな(でも買わせちゃ駄目だってのも変な話)。マクドナルドも「ローカロリーハッピーセット」とか作って売りだすといいかもしれないね。......逆に大人にも受けたりして(笑)。
......日本ではどうなるんだろう? 似たような話はとんと聞かないのだけど。
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