小径タイヤの折りたたみ自転車(注)で走行中、歩道と車道の4センチほどの段差を越えたところで転倒。顔面に骨折や裂傷を負い、歯が6本折れた(2010年5月)との重大事故を受け、国民生活センターで事故同型品を調べた結果、ダミー人形を乗せて15km/hの速度で 4cmの段差を上ると、樹脂製の前ホークが破損した。このことから、この自転車はフレームの強度に問題があるため、段差のある道路などでの使用を見合わせるよう情報提供した(2010年9月22日公表)。
しかし、市場には事故品と同様の構造を持つ他の製品も散見され、これらもフレームの強度不足等の問題が懸念されることから、3社5銘柄について再度テストを実施し消費者へ情報提供する。
無茶な運転の仕方(普通の自転車と同じ感じでこのタイプの自転車を走らせる)ってのも一因だけど、フレーム部分の強度に問題があるのは困りもの。思うのは、自転車の強度基準を守らせるのと共に、自転車の運転の仕方についてもっと啓蒙をする必要があるんじゃないのかなぁということ。携帯電話と同じで、自転車の運転には基本的に免許とかはいらないけどさ(一部地域では子供に免許みたいなものを持たせる制度もあるようだけどね)。
......とこんなことを言うと「規則で縛るなフンダラダー」という意見が必ずあるんだけど(笑)、単純に啓蒙だけをしてそれが浸透して状況が改善するのなら、免許も何もいらないのよね。
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