【更新】浸透する現金化商法

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[カードで買い物・現金化商法、相談件数が急増]


正貸金業法の完全施行から5か月がたち、クレジットカードのショッピング枠を使って現金を手にする「現金化商法」を巡るトラブルなどの相談が急増している。

国民生活センターによると、今年度は263件(10月末現在)で、前年同期(88件)の約3倍。同センターは、改正後に消費者金融から金を借りられなくなった人たちが、同商法を利用しているとみている。

(中略)

同センターへのこうした商法を巡る相談は、貸金業法改正の完全施行前後から急増、「解約したい」「高金利だ」などと内容は様々だ。無審査で手軽な点も、利用者が増えている理由とみられる。

一方、法改正では、主婦などが金を借りにくくなったとも指摘されている。


中略の部分は元記事で具体的な手法が書かれているけど、まぁやり口は良く知られている通り。しかも商品の受け取りが貸し手本人だったりグルの業者だったりすると、実質的に出資法をはるかに超える金利が発生することになるわけで。元記事では最後にさらりと一行、ほとんど問題がないかのように書かれているけど、実はこれが大きな、特に「など」の部分が問題なわけで。

【改正貸金業法施行でヤミ金に......】などでも指摘しているけど、借りれなくなった人がそのまま諦めたり節約できるような性質の人なら、はじめから法改正で借りれなくなるような範囲まで借りているってことはあまりないわけだから......。どうしてもこういった方向に流れちゃうよねえ。無制限で貸せばいいのかってわけじゃなく。やっぱり分相応、「足るを知る」ってのが必要なんだろうね。

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このページは、不破雷蔵が2010年11月21日 17:44に書いた記事です。

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