『「ふぃっとねす」一巻』
先に【「ふぃっとねす」一巻 11月22日発売決定~】などで紹介した、「フィットネスクラブ」という場を中心に繰り広げられる女子高生たちの交流マンガ『「ふぃっとねす」の一巻』がアマゾンさんから届いたので早速読み倒す。単独の絵柄は知っていたけど、ストーリーまでまとめて読むのは(連続してという意味では)初めて。なるほど、こういういきさつだったわけね。連載が長期に渡っていることもあり、巻頭と巻末で随分とタッチが違ってるけど、正直今現在に近づくほど安定化してて読みやすくなっているのは確か。
それにしても当方男性で、さらにとんと女性には疎いものであるだけに(哀)、にやにやしながら読めるってのはいいよねぇ。このあたりは同じ先生作の「スターマイン」と同じだぁね。
...で。
後程あらためて言及するけど、結局「ふぃっとねす」って単行本二巻分でお話は終了しちゃうのだよね。話的にはまだまだ続く雰囲気はあったし、新キャラも登場してきて色々とそれ絡みでの展開もありそうだったんだけど、掲載誌のLiteが休刊、というか吸収合併が決まり、それのあおりを受けてオンライン化、そしてそこで気が抜けたらしくて失速し、結局二巻分でおしまい。一応それっぽくまとめてはいるけど、なんだかやっぱり半ば無理やり終わらせた感は否めない。
題材としては結構面白いところついていたし、テーマ的にもストロマ先生としては結構レアな百合っぽさをライトに描いていたし、悪くない話ではあったんだけどね。残念ではある。
(最終更新:2014/06/13)
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