[軽い発言に冷たい視線 官僚あぜん、法務行政は課題山積]
「驚いた。前日は全然、辞める気がない様子だったのに......」。普段より早めに出勤した若手職員は、柳田法相の突然の辞意表明にあぜんとした表情。法相は 21日午後、法務省内で報道陣の取材に応じ「これから真摯(しんし)に、さらに踏み込んだ国会答弁をする」などと続投の意欲を語ったばかりだった。
民主党の外山斎参院議員(34)は「残念ですね。閣僚はいつでも発言の責任追及を受けますから」と言葉少な。小川敏夫法務副大臣(62)は「十分に支えてあげられなかったことは残念です」と足早に議員会館の事務所に向かった。
一方で擁護する声も。米長晴信参院議員(45)は「過去の国会答弁の中で(国会軽視の発言が)あったのなら責任をとるべきだが、身内の会合で話したことをもって辞める必要はないのでは」と話した。
最後の議員さんの発言がどうにも論理的に破たんしているのでツッコミ。話をした行為ではなく、その中身が国会軽視であることを露呈させてしまったから問題なのであって(二つのパターン云々はこれまでの議事録で裏付けできるからね)。まぁ簡単に例え話で説明すると、
最近妙にテストで好成績をあげている野球部員が部活動時間にトレーニングをさぼって「実は俺、定期テストでいつもカンニングしてたんだぜ、ほら、この鉛筆と筆箱の仕組み使って」と他の部員に自慢話。が、それをまた聞きで耳にした先生がその生徒の筆箱などを調べてカンニングの証拠を確認し、その件でその生徒に停学処分を食らわる。それに対して他の生徒が「部活で話したことをもって停学処分はないのでは無いか」と擁護する。
という感じだね。おバカな話なら「身内の会合で話したことをもって~」ってのも通用するかもしれないけど(それでもその「身内」にはウソを語ったことを裏付けちゃうよね)、国会内の、議員としての行為に問題があることをばらしちゃったんじゃいけないよね~。
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