【更新】国内生産が出来なかった金属シリコンを廃棄材料から生成する技術開発

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[使用済み珪藻土+もみ殻 純度99%金属シリコン作製 秋田大]




秋田大環境資源学研究センター(秋田市)は18日、使用済みの珪藻(けいそう)土ともみ殻で、純度99%以上の金属シリコンの作製に成功したと発表した。使用済みの珪藻土やもみ殻は炭素を多く含むために化学反応が早く、低エネルギーで作製が可能。センターは太陽電池素材への利用を目指し、来年度までにコストなどを検証、事業化の可能性を探る。

中央シリカ(北秋田市)との共同研究。ビールや緑茶などのろ過に使われた珪藻土と炭化したもみ殻を混ぜ、アーク炉で反応させて金属シリコンを作製した。反応にかかった時間は、黒鉛と珪藻土の原土を使った従来の製法に比べ、3分の1に短縮した。


現時点で秋田大環境資源学研究センターにも【中央シリカ】にも該当リリースはなし。インターネット周りの広報体制が遅れてるのかもしれないね(中小企業や研究所にはありがち)。現在国内生産が出来ない金属シリコンを、原材料の調達から精製まで国内で賄える技術ってのは純粋にスゴいんじゃないかな。採算性の問題云々とあるけど国家戦略的に考えれば、昨今のレアメタル騒動のこともあるから、補助金でサポートしたっていいわけだし。

どこぞの大臣が「レアメタルの代替技術開発を中国と共同で開発しますキリッ」とか、問題を起している相手に技術を無償供与してしまうようなロクでもない発言もしているけど、そんな人物に支払う国庫を、こういう技術への支援に回した方が、何万倍も日本のためになると思うんだな。

今件については【(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊】あたりにも詳しい話があるので、目を通しておくといいかもよ。

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このページは、不破雷蔵が2010年11月23日 12:23に書いた記事です。

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