日本と海外では「スマートフォン」の意味合いが異なる

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先日から【商品などのお勧め情報、ブロガーが一番信用するのはブログ自身でもニュースサイトでも新聞でも無く...】などでTechnoraitのブログレポートを解析しているんだけど、その中で「SmartPhone」って表記が出てきた。「ん? iPhoneとかXperiaとかIS03の、普通の携帯電話よりちょっと大きめで、ノートパソコンに近い機能を持つ『発展型携帯電話』かな?」と思ったけど、どうもニュアンスが違う。昨年は単なる「モバイル」と書いてあったのに、どうして今年は「SmartPhone and TabletPC」なんだろう。「mobile device」と併記もしてあるのに。

んで。などを調べてようやく理解できた。

・昔の欧米のケータイは本当の「携帯できる(通話用の)電話」+「SMS(ショートメッセンジャー機能)」しかないものが普通。
・その「普通のケータイ」にPDA(携帯情報端末)のような機能(文字打ち出来たりインターネット機能があったり、多種多様な機能が搭載されている)がついているのがスマートフォン。
・いわゆる「ブラックベリー」はスマートフォン。
・日本の「現状の携帯電話」は、欧米では「スマートフォン」に該当する。
・一方、日本の定義では、インターネット機能など色々な機能がついていても、スマートフォンとは呼ばない。サイズがもう少し大きくてPDA機能が充実したものをスマートフォンと呼んでいる。
・つまり 日本の「ネット機能のある、ほとんどの携帯電話」+「日本の定義でのスマートフォン」=「欧米の定義でのスマートフォン」と考えればOK。

日本のノーマルな携帯電話は「アプリケーションソフトが今一つ不足している」「フリーソフトの導入が難しい」などを理由にして「PDAっぽくないからスマートフォンじゃないぞ」っていう考えもある。


ともあれ、携帯電話上からブログの更新ができるタイプのものは、欧米の定義では基本的に「スマートフォン」と見なして良いわけだ。


まぁ
【今後スマートフォンを出して欲しいメーカー、ソニーとパナソニック、そして......】で紹介したP-06Bのように、スマートフォンっぽい機能を持つノーマルの携帯電話も出ているし、ね。

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このページは、不破雷蔵が2010年11月28日 15:14に書いた記事です。

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