【「ラジオ復活を」 好調radikoが会社化、名古屋などエリア拡大】 radikoが12月から株式会社化。北関東でも聴取できるようになるほか、来年春までに名古屋、福岡、北海道にエリアを広げる。ラジオ業界は厳しい状況が続くが、radikoを通じて「復活を目指していく」という。 AM/FMラジオを放送と同時に丸ごとネット配信し、大きな反響を呼んだ「radiko」(ラジコ)の試験期間が11月いっぱいで終了し、12月1日から改めて本格スタートする。radikoを運営する新会社「株式会社radiko」を、民放ラジオ13社と電通が12月1日付けで設立。対応エリアや聴取者数を拡大し、収益化を模索する。
時間は有限・メディアは増える・やりたいことたくさんってことで、「ながら視聴」がメディア全体に浸透しつつある昨今、映像出力も前提で構成されるテレビと比べ、ラジオは創り方次第ではテレビ以上に可能性を秘めていると思うんだな。その点で、インターネット上で配信を行うradikoは期待してもいいと思う。既存のコンテンツをそのまま流用するという点でも経営資源の有効活用にもなる。
問題はコンテンツの中身が相変わらず旧態依然......というよりもっと具体的に表現すると「俺様商売的な演出」「前世紀のパラダイスブレインな思想の押しつけ」な所が多々見受けられることと、倫理規定が半ば崩壊している部分があること。これらの点をしっかりしておかないと、折角のチャンスも失われてしまいかねないよ。分かってるよね、ラジオの中の「立志を持った若い人たち」。
コメントする