ファイナルファンタジー XIV(14)、和田社長自らの謝罪文と共にPS3版の発売延期・開発体制の一新発表

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いつもファイナルファンタジーXIVをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

サービス開始以降2か月が経過致しましたが、なお、お客様からファイナルファンタジーとしてご期待いただいている水準に達していないと、深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます。

この間、抜本的な改善に向け議論を重ねてきた結果、今般、新たな体制で臨む事と致しましたのでお知らせする次第です。

スクウェア・エニックスの総力を結集し、お客様にご納得いただける最高品質のゲーム体験をご提供するための体制です。

新たにプロデューサー兼ディレクターに指名しました吉田は、機能が多岐にわたるチームを統率するリーダーシップと、お客様のご満足を第一に考える情熱を持った、グループきっての実績ある人材です。さらに、チームのリーダー陣は、従来の主力に加え、グループを代表する人材を他のプロジェクトから数多く参戦させて構成しております。

一刻も早く素晴らしいゲームにしていく決意はあるものの、もう過去の繰り返しはできません。
お客様に自信をもってプランが示せるまで今しばらくお時間をください。
それまでの間、無料期間は継続させていただきます。

また、PlayStation3版につきましても、現状のWindows版の単純移植ではなく、さらに改善を加えたものとして送り出したいと存じますので、当初発表しておりました3月発売は延期させていただきます。

チーム一丸となり、素晴らしい冒険を楽しんでいただくために全力で邁進していく所存でございますので、ご理解とご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 和田 洋一


以下、開発体制の大規模な刷新、無料期間の延長、次回バージョンアップについて、プレイステーション3版の発売を2011年3月上旬からさらに後にずれることの確定(現時点では未定)、現行プロデューサー田中弘道氏のFF14プロジェクトからの退任(後任は吉田直樹氏)などが伝えられている。スクエニのオンラインゲーム代表作にまでなった「FF11」に続く、多人数同時参加型オンラインゲームとして色々注目を集めていただけに、テスト期間中であるにも関わらず山ほどの問題点が指摘されていて、ある意味どん詰まり状態だったのは否定できないところ。

社長自らの長文の宣言や開発陣の公表(あまり無い話なんだよね、実は)を東証一部上場企業としてやるあたり、相当な焦りを感じていた感はあるね(さすがに東証の適時開示情報には挙げてないけど、決算月をまたいだことになるから、下手すると業績予想の修正も余儀なくなされるかもしれない......ので一応伝えた方がよくないかしら?)

当方は今ゲームは遊んでいないので、あくまでも情報としてだけお伝え。あとは株価の動向が気になるところ。今日は相場全体の流れに沿う形で次第安の展開だったけど......来週以降の動向が気になるね。

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このページは、不破雷蔵が2010年12月10日 17:20に書いた記事です。

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