また、高齢化と過疎化が同時進行する地域でも運営ができるよう、宅配に主軸を置いた簡易型店舗の導入も本格検討している。初期投資を10分の1程度に抑えることで、従来、採算が合わなかった地域での出店を模索する。
同社は、高齢化が著しい多摩ニュータウン(東京都多摩市など)にある一部店舗で、決まった時間に注文された商品を配達するサービスを展開しており、高齢者層の顧客を獲得し、売り上げを伸ばしている。
同社の上田準二社長は「コンビニを高齢化社会に対応する社会インフラにする。宅配事業が必要と思われる地域の加盟店に商品メニューも含めた総合的な形で導入を提案したい」と話している。
前半部分は作月末に【ファミマと毎日新聞が宅配事業の実験を開始・「買い物弱者」対策で】で伝えた話で「何で今ごろ?」と思ったんだが(新聞社名が伏せられているあたりはナニですな)、要は後半部分にあった。宅配便の集配センターみたいなものに、ちょっとしたコンビニ機能(駅構内や病院内のキオスクレベルになるのかしらね)をつけた新タイプの店舗を構想しているみたい。
あれかねぇ。近郊のちょっと大きめな市街地にはドラッグストアとの融合体みたいな大規模コンビニ、地方には郵便局などとの合わせ技、そして今回のような過疎化地域には宅配事業を兼ねた拠点的小型店舗というように、コンビニも色々と形を変えていくようになるのかな。
コメントする