↑ カテゴリ別取扱品目の年間売上高(詳細項目、億円)(2008年度)(再録)
先日掲載した【出版物の売り場毎の販売額推移をグラフ化してみる】。続きを書くだけのデータはまだ山ほどあるけど、どたばたしててなかなか先に進まない(処理能力が足りないw)。で、一番多かったツッコミが「インターネット経由の出版物売上がこんなに少ないはずはない」ってもの。いや、手元の資料にそう書いてあるので、それを生成しただけであって、それを当方にブーたれても困るのですが......(笑)。
で終わりにしても何なので、色々と調べてみたところ、半年ほど前に近しいデータを自分で記事にしてました。【2008年度の消費者向け電子商取引売上高は約6兆4000億円】ってやつで、経済産業省が今年6月に公開した、2008年4月1日~2009年3月31日分における「消費者向け電子商取引実態調査」というデータの分析。で、該当部分が上のグラフ。
上から三番目に「書籍・音楽・エンタメ系ソフト」ってのがあって、合計が860億円ってある。有効回答率が49.0%だから、単純計算で約2倍。全部書籍でも1720億円。仮に半分程度だとしても800~900億円。ものすごくざっくばらんだけど、あながち的外れでもない。
まぁ今後、デジタルコンテンツ部分に「電子書籍」が入ってくれば「出版物」に含めるか否かを考えねばならないだろうし(取次通さないから日販は把握できるのかな?)、色々とややこしいことになるとは思うのだけどね。
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