[かえって休めない!...観光庁、休暇分散化を撤回]
観光庁は16日、春と秋に全国5地域で時期をずらして2回の大型連休を定めるとしていた「休暇分散化」案を撤回し、内容を見直す方針を固めた。
同日開いた第2回休暇改革国民会議で、「全国に取引先のある企業は、分散化でかえって休めなくなる」などの反対意見が相次いだ。このため、昨年のシルバーウイークのような秋の大型連休をつくることを柱に、制度を再検討する方向だ。
現時点で観光庁のウェブサイトには公式な発表が無いこともあり、まだぬか喜びになる可能性もあるけど、各報道が一斉に伝えているので、確証性は高いかな、と。【「休暇取得の分散化」反対は過半数、賛成は3割足らず】で紹介した調査結果が結構効いたみたい。経済的に考えればデメリットしか無く、その他多種多彩な面でマイナス要素ばかり。現在の観光庁長官のお友達が少々潤うかもしれないって程度にも関わらず、降ってわいたようなこの話がいかに不可思議かは多くの人が同意を示すはず。子供の思い付きのような話で国を動かすのは勘弁こうむりたいものですねぇ。
ただ、元記事読むと「来年3月の次回会議までに、観光庁が新しい案を提示」「5地域での分散は撤回し、それより少ない地域か、別の分散案を模索する見通し」ともあるので、全然懲りてないか、ほとぼりが冷めるのを待っている感もある。それまで現行の長官がその立ち位置にいるといいけどね:P
......ああ、思いつき云々なら先日、前総理も「一院制にしようキリッ」とか公言してましたね。まずは憲法を五千回ほど音読してもらった方がよろしいかと。
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