【休暇改革国民会議について】
【[資料6]分散化案のメリット、デメリット、今後の対応について(PDF)】
【課題】
・企業のサプライチェーンや本支店間連絡への影響
・取引先等の休業日以外休めず、逆に休みが減少する恐れ
↓
【対応策】
・企業の休日は労使協議を尊重
・取引先企業への配慮、シフト勤務、計画的な在庫調整などの工夫を呼び掛ける。
・先進事例を紹介し、ノウハウを共有。
・更なる有給休暇取得促進策の実施
【課題】
・資金決済への影響
↓
【対応策】
・金融機関等は決済機能の継続のため、必要な体制構築。
【課題】
・官公庁の手続きが必要な場合
↓
【対応策】
・公的機関の休日は所在地の休日にあわせ、必要な業務はシフト勤務で対応。
【課題】
・全国大会・地方大会、学校行事等への影響
↓
【対応策】
・行事開催スケジュールを調整できるよう、十分な周知・準備期間を設ける。
【課題】
・ふるさとの家族や友人、単身赴任の親と家族との休みがあわなくなる懸念
・親子の休みがあわなくなる懸念
↓
【対応策】
・左記(※上記)に該当する従業員が有休を取得できるよう、企業に協力を依頼。
【課題】
・祝日の意義を失わせる恐れ
↓
【対応策】
・祝日の意義を学習する機会の設定や、地域や関係者による記念行事を促進する
先に【観光庁、休暇取得の分散化案を撤回・内容見直しへ~読売など報じる】で伝えた件。ようやく観光庁から公式なペーパーが出たのでざっと見たんだけど......なんだこりゃって感じの内容。あれだけの反発があった事に対して、「メリットを活かしつつ、デメリットを最小化するような案の見直し」ってのは報道の通りだけど、まぁ一応「参考」とはいえ、どんな対応をしていくかという内容について。
まずは一言。
「君達は国からお金をもらって仕事をすることについて、なめとりゃせんかい?」という感じのもの。ざっくばらんに表現すると「国民に丸投げ、何倍もの負担を増やしてまで、火急の問題でもないのに、どうしてそんなに今件について急いでやろうとするの?」というのがさらにはっきりと分かる内容。「負担の方が大きくメリットが少ないからやるべきではない」という意見が多数で「考え直します」としといて、その代案が余計に状況を悪化させてるってどういうことよ。
一般企業のプレゼンで、こんなもの出したら一発で取引停止処分レベルですぞよ? まぁ、今件案の当初のプロモーション資料ですら、学生が作ったような陳腐な内容だったしなぁ。
ちなみに元ファイルの2ページめの肝心な部分。コピー&ペーストするのなら、しっかりと文字の部分「だけ」にしておかないと文字化けするので注意してね。「■」部分とかも駄目ですよん。
要するに
・こういう問題があるんですが?
→工夫してなんとかしろ
だけですね。きちんと対処しようという意志が微塵もない。
観光庁の担当メンバーは「なんでこんなに反対されなきゃならないんだ……」と、
全く理解できず大真面目に途方に暮れているかもしれませんね。
担当メンバーのみなさんに一生の休暇を差し上げたいです。
彼らが一番嫌っていた「精神力で何とかしろ」というのと同じですね。やれやれだぜ(C)キョン