↑ 就職(内定)率の推移(大学・全体)
先ほど本家サイトで【大卒者内定率過去最低水準続く...大学生の11月末時点での就職内定率は68.8%・前年比4.3ポイントのマイナス】として挙げた件の補足。色々あって最新データ以外は全部数字を外したけど、このまま推移するとどう考えてもやっぱり4月1日時点で就職内定率は9割を切り、計測史上最悪の結果となる。まぁ2009年時点でも大学卒就職者の1割強が正社員以外での就労状態にあるので(若年層限定)、実際の雇用市場はもっと悪いと見てよいね。
ミスマッチを無くすのはともかく、企業に押しこむ動きが見られるけど、それって無意味どころか逆効果。受け皿増やさなきゃ。ただ、受け皿増やすためには、就職率の減退で体面上問題がある人たちも痛みをこうむるので、避ける傾向にあるんだよね。本当の意味での雇用安定につながる就職率向上策を打てば、雇用の安定は収入の安定につながり、消費を促進し、少子化への歯止めの一環にもなるのだけどね。
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