データ・サルベージ・アナライズ(Data Salvage Analyze:DSA)という考え方

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インターネット上で世界中から多種多様な情報が飛び交い、逐次蓄積され、検索されていく。恐らくいまだかつてなかったような情報の大津波状態な環境では、適切な情報、正しい情報、欲しい情報を手に入れるのも一苦労。だからこそ逆に、【「『報道しないこと』これがマスコミ最強の力だよ」~あるマンガに見る、情報統制と世論誘導】でも挙げたような、適切な情報をふるいにかけて適切量を提供している"ように見える"「情報世界の絶対権力」をふるう既存メディアの情報コントロールが、我が物顔に突っ走っているのが目立つわけで(従来彼らはそれ自身を最も忌み嫌い、シュプレヒコール上げてたはずなんだけどね。ミイラとりがミイラだったわけだ)。

今回のこの動画周りの話も、結局元はといえば全部「公開されている情報」。それを色々探してきて結びつけだけで、発想と努力と時間があれば、誰にでも可能なこと。でもそれを成し遂げるのは「コロンブスの卵」的にスゴいこと。こういった、「誰でも採りえる情報を探してきて結びつけ、解析をしたり、新たな価値を創造する」ってのを「データ・サルベージ・アナライズ(Data Salvage Analyze:DSA)」と(当方が勝手に)呼んでいるんだけど、これ当方のサイトの記事の方針の一つでもあるんだよね(月次レポートでもさりげなく書いてるヨ)。

今後はこういうのがもっともっと増えてくるだろうし、増えてほしい。そのためにも適切な情報公開をしてほしいものですね。各方面には。分析が多ければジャンクも増えるけど、多様性の可能性も大きくなるし、より良い方向へのベクトルも複数見出せるから。

ちなみにプレスマークは引用文にあるように、検索すればすぐに見つかる

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このページは、不破雷蔵が2011年1月27日 08:26に書いた記事です。

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