【ツイート数に応じて電子書籍の価格を決定する新サービス「ブックーポン」】 まず、販促キャンペーンサイトの「ブックーポン」に対象となる電子書籍が掲載されます。ユーザーはこの電子書籍に対し、ツイッターで応援メッセージを指定のハッシュタグ付きでつぶやかなくてはなりません。なぜならこのツイートをしたユーザー数に応じて、対象となった電子書籍の割引価格が決定するからです。 ユーザーが集まれば集まるほどお得になる、という点が「グルーポン」によく似ています。しかし、割引クーポンを購入したら必ず商品も購入しなくてはならない「グルーポン」と違い、「ブックーポン」ではツイートをしても購入義務は生じません。また、ツイートをしていない人も割引価格で購入可能。そのため、より気軽に参加できることが特徴です。
図書印刷株式会社は12月1日、このグルーポンによく似た名前を持つ電子書籍購入の新サービス「ブックーポン」を発表しました。もちろん名前だけでなく、システムにも似たところがあります。
ツイッターを口コミのツールとして活用する事例はいくつも出ているけど、これは発想的に面白い切り口といえるね。何より購入義務が生じないのがありがたい。ただ、【リワード広告を図にしてみる】で紹介したリワード広告と同じで、これによって生じた口コミの重みが非常に軽いものとなってしまいかねないっていうリスクがあるかな。あと、本当の優良な口コミが埋もれかねない点も。
まぁいずれにせよ、ツイッターがインターネット上の「サービス」だけでなく「インフラ」レベルにまで認知された証拠ってことは確かだね。
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