該当する資料は警視庁サイトには見つからず,代わりに見つけたのが二つ目のPDFファイル。これは記事掲載時から一年前に発表された資料だけど、状況的にはほぼ変わりが無い(「こうした分析は初の試み」ってあるけど、同じ分析が1年前になされているこの状況はどのように説明すればいい事やら)。
確かに高齢者の万引き率は増加の一途をたどっているし再犯率も高い。高齢者の数・比率も増えてるけど、その増加率をはるかに超える万引き増加率である以上、「数が多いから当たり前じゃん」って説明は通らない。そして「生きがいがない」からって犯罪に走る行為の正当化も通らない。少なくとも子供達より遥かに経験も積み知恵もあるはずの大人なんだから。
それと。そろそろ「万引き」って表現は止めた方がいいと思う。「窃盗」以外の何物でもないし、「万引き」ってことで軽いものと勘違いするむきが多くて、メリットが何も無い。
それはとかもく。この「万引きに関する調査研究報告書」。非常に興味深い内容が盛り込まれているので、小売関係の人は一度目を通しておいた方がいいと思うよ。
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