◆児童養護施設は、多くのみなさんにささえられ子どもを養育しています
このたびの報道により、多くのみなさんから児童養護施設で生活する子どもたちにさまざまなご厚意をいただき、感謝申しあげます。また、児童養護施設への関心をお持ちいただき、ありがとうございます。
児童養護施設は、保護者のない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童など、現在全国579か所の施設で、約3万人の子どもたちが生活しており、職員が24時間365日、子どもの生活のいとなみと育ちをささえています。
◆みなさんのご厚意を、子どもをささえるために活かしています
児童養護施設は、児童福祉法にもとづき運営され、子どもの生活や施設運営にかかわる費用は、基準にもとづき国と都道府県(指定都市)が半分ずつ支出しており、子どもの基本的な生活は保障されています。しかし、子ども一人ひとりの育ちをささえるためには、子どもの生活にかかわる費用をはじめ、子どもの自立のための費用などは十分な配慮ができているとはいえません。そのため、子どもへの手厚い養育をおこなうため、多くのみなさんからのご寄付やご協力によって子どもと施設がささえられています。
みなさんからのご厚意は、児童養護施設で生活する子どものために有効に使わせていただきます。そのために、できますれば次の点をお願い申しあげます。
・お近くに児童養護施設があるときは...
今、子どもや児童養護施設には何が必要なのか、事前に施設にお問い合わせいただくとうれしく存じます。よりみなさんのご厚意を活かすことができるとともに、子どもたちも、どなたからいただいたご厚意かを知ることで、今後の成長の糧ともなります。
・お近くに児童養護施設がないときは...
児童養護施設の子どものためにご寄付をお考えいただけるときには、赤い羽根の「共同募金会」を通じてご寄付することもできます。
共同募金会は、社会福祉法により設立され、民間の福祉活動を応援する募金です。寄付される方が、寄付先やその寄付先で実施される事業を指定する「受配者指定寄付金制度」があり、ご寄付をいただくことができます。
共同募金会は、各都道府県に窓口がありますので、お問い合わせください。
【群馬と神奈川に「タイガーマスク」からの贈りもの・ランドセルの寄贈相次ぐ】などで紹介した、タイガーマスク・ムーブメント。最近ではムスカだの山下清画伯だのまで登場したようだけど、まぁ日本らしい動きといえる。で、今回こんな感じで、児童養護施設側からのお願いが出たわけで。
児童施設に勤務の友人、取材殺到だったとか。「でも毎年欠かさず寄付や寄贈をしてくださる方は沢山いて、ニトリは毎年ランドセル、フィリップモリスは、 X'masオードブルの他に社員が大掃除、地元の企業や個人も...そういう人たちの事も取材で話してるのに全然取り上げてくれない...マスコミってね」
とつぶかれているように、毎年「タイガーマスク」になる企業や個人はたくさんいる。こういう人たちの事も合わせて紹介するのが、本来の報道の存在意義だよね。企業を褒めるのはシャクに触るからイヤなのかしらね。自分達も企業の一職員には違いないのに。
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