[民主年金案は破綻=枝野氏「移行は40年後」-小泉氏が追及]
自民党の小泉進次郎衆院議員が7日の衆院予算委員会で質問に立ち、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた年金改革案を「財源の裏打ちがない。破綻だ」などと厳しく追及した。枝野幸男官房長官は「(衆院任期)4年間で制度を構築する」などと防戦に追われた。
小泉氏は、菅直人首相が2日の予算委で「(年金案の)数字を固めていなかった」と答弁したことを取り上げ、「菅政権が有言実行ではないことが分かった」と指摘。これに対し、枝野氏は「(新制度は)40年間かけて移行することが基本。40年後にどれくらい(所要額が)かかるかは確定的なことを申し上げられない」と苦しい弁明に終始した。
マニフェストそのものも「心眼で創りました」とか平気でうそぶく位だから、むしろ「果たそうと(真面目に)努力している項目」を探す方が難しい感もあるけど。「40年かかる」とか「裏打ちが無い」とか、またもや幼稚園児の言い訳レベルのお話しかできない次第。まるで宿題を忘れた生徒が「宿題は絶対やる。40年かかるけどねキリッ」とか言ってるようなもの。
中には「慣れるまでに時間がかかる」とか反論する方もいるけど、多くの人たちは長年議員を務めていただけでなく、政権与党時代を過ごしてきたわけだからねぇ。「その時仕事してなかった」と言うのを宣言させている・しているようなもので(笑)。
それと今件の委員会、NHKで放送しなかったんだってね。放送の有無は与党の申請で、という話もあるけど、もしそうなら「都合の悪いことは極力隠ぺいする」姿勢を改めて示していることになるし、NHKの意向によるものなら記事題名にあるように【マスコミ最強の力】を「お友達」のために使ったのかなあ。
というか、現行政権与党の構成員の方々も、NHKなどの報道の上層部・意思決定機関の人たちも、「ずっとそのまま同じこと」が出来ると思ってるのかしらね。信義的に手を出してはいけないことに手を出すってことは、そのまま自分らがしっぺ返しを食らう・食らい得ることを実証しちゃってることになるんだけどなぁ。表現を変えれば「天に唾するものは何とやら」かしらね。
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