[講談社:中国の「百度」に無断公開で抗議 「断固削除を」]
中国のインターネット検索最大手「百度」(バイドゥ)の日本版サイトで、自社の小説や漫画が無断で公開されているとして、講談社は1日、「日本の出版界全体に対する暴挙」「断固として削除を求め、改善されない場合は、法的措置も検討せざるを得ません」との声明を出した。
無断で公開されているのは百度が運営する「Baiduライブラリ」。利用者が投稿した電子文書を別の利用者が自由にダウンロードできるサービスで、多くの作品が無料で入手できる状態が続いている。
講談社の公式サイトには該当する抗議文・声明がないので概要的に。先日公開され、あちこちで問題視の声が上がっている「Baiduライブラリ」。サンプルに近いものも結構あるけど、無断でというのがポイント。規約には「アップした人は独自で責任採るように(システム側は責任無いからね:P)」のようなことがあるけど、場の提供責任ってのもあるしねぇ。
そもそも公開された時点で大量のファイルがアップロードされていたこと、日本国内に向けたサービスでこのような事態が起きていることなどを合わせて考えると「知らなかった」というよりは「だまってりゃわからんだろう」という明確な意図でやったと見た方が......。荒くれものと後ろ指さされても仕方が無いわな。
というか、内部の誰かが「まずいだろう」と止めなかったのかしらね。
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