千葉石は千葉県内のアマチュア研究家が同県南房総市の約1800万年前の地層から発見。門馬研究員らが分析し、国際鉱物学連合が新鉱物と認定した。
千葉石は無色透明の8面体や6面体で大きさは1ミリから数ミリ程度。新鉱物として認定後、詳細な分析により千葉石は内部にメタンやエタン、プロパンなどのガスを含んでいることが分かった。
独立行政法人物質・材料研究機構の公式リリースは【こちら】。「主成分にメタンを含む鉱物としては世界で2例目の発見」とあるね。資源として有益か否かは今リリースでは言及されていないけど、「千葉石は、天然ガスハイドレートの起源や、プレートテクトニクスに伴う地球規模での炭素循環を解明する上で、新たな物証となる可能性を秘めている」とあるので、例の隣の国が横取りしようとしているガスハイドレートの開発研究に、有益な情報をもたらしてくれるかもしれない。
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