元記事の分析では「こういった機密レベルの高い情報は従来もっと厳しい情報管制に敷かれているはずなのに、このような形で露呈しているのは、国内の軍事強硬派に対するアピール・ガス抜きの意味合いがあると考えられる」としている。今動画の後半部分に使われている実働部分は、ロシア海軍のアドミラル・クズネツォフとSu-33がそのまま使われているなどイメージ映像的な内容であることから、「国民士気の鼓舞」「政府に対して軟弱・弱腰と主張する強硬派へのけん制」とする意見、あるいはこの漏洩そのものも政府側の手によるものとする考えの方が納得はいく(前半部分を良く見直すと、空母が動いているのでは無く、撮影側のカメラが動いているのであり、空母側は止まったままと見られることも付け加えておく)。 なお)
先日ステルス戦闘機(と自称している)J20(殲20)が露出されて間もないというのに、今度は中国所属となった旧ソ連空母ヴァリヤーグ(Varyag)の艤装中(公試とも言われている)の動画がアップされ、話題を呼んでいる。今空母はアドミラル・クズネツォフ級の2番艦として起工・進水したものの、ソ連邦の崩壊など政治的情勢に翻弄される形でソ連海軍→ロシア海軍→ウクライナ海軍→中国系民間(ダミー会社、1998年「カジノとして使う」という名目で購入)→中国海軍(事実上)という多彩な経歴の上、現在に至る(【中国、国産の空母建造を計画か】なども参照のこと)。
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