「支援物資は自治体の要請を受け 送る原則」業界団体が用意した乾電池190万個、政府の危機管理センターはほとんど現地に送らず(NHK報じる)

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「実際には政府じゃなくて役人が。だから政府関係者や危機管理センターは悪くない」という意見もあるけど、口蹄疫問題などの事例を見ると「政治主導」のおかげでその「役人」が身動き取れなくなってる可能性の方が高い。旧ソ連の軍隊で政治将校が張りついていて、上の指示が無いことは絶対出来ない、指示以外のことをしたら抗命として処分......って雰囲気かな。

今の「上の」方々はそういう仕組みを尊敬して学んできたところが多いし、それを望んでいたから仕方が無いんだろうし、原則は原則なんだけど。原則の範囲内での臨機応変さすら奪われたらどうなるのか、良く分かる気がするな。

例えば今件だって、電池が来ていることは分かっているんだから、危機管理センターから各自治体に連絡を入れて確認をするだけでも良いわけだ。あるいは中継補給基地になるような場所まで、受領した分のうち一定数を送っておいて、あとは現場の状況に任せてもいい。やりようはいくらでもあるはず。ともかく「ちょっと考えれば分かること」ができていないのが問題じゃないのかな。

まぁ、記録に残しておく必要はあるんだろうね。もちろんNHKが伝えたことが真実だとしたら、の話だけどね。

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このページは、不破雷蔵が2011年3月20日 08:35に書いた記事です。

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