[首都圏の家庭も対象 東電、あすから計画停電 「少なくとも1週間」と説明 ]
東京電力は福島第1、第2原子力発電所の被災により、14日から地域ごとに順番に電力供給をストップする計画停電(輪番停電)を始めると発表した。他の電力会社からの電力供給量も限られ、生活に欠かせない電力不足は長引く可能性がある。原発の新規建設への警戒心が強まることも避けられず、官民そろって目指してきた「原発立国」に暗雲が垂れこめている。
東京電力は12日、都内の本社で記者会見し、週明けの月曜日から電力供給区域内で順番に供給を止める計画停電を実施する方針を明らかにした。企業のほか一般家庭も含む。13日の日曜日は実施しないが、週明け以降、電力需要が拡大し、供給力が足りなくなる見通しのため。計画停電は1951年の会社設立以来初めて。
一連の地震報道では日経も結構ポカなりミスリードをダイナミックにやってるんで、「日経報じる」をあえて追加。東京電力のリリースでは「厳しい」とはあるけど、実際に行うとまでは記載されていない(計算の上ではほぼ間違いないだろうけどね)。それに日経の本文も「実施する方針を明らかにした」とあるからねえ。周波数が違うので関西方面の電力融通が難しいのも痛い(周波数変換設備の能力の限界がある)。
恐らくは本日夕方前後までに東電そのものから発表があるはずなので、計画停電(輪番停電)の具体的な内容(あるなしも合わせ)それ待ちというところかな。
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