Google、ホンダ・パイオニアと手を組み自動車・通行実績情報マップ提供開始

| コメント(0)

【自動車・通行実績情報マップ】



下記マップ中に青色で表示されている道路は、前日の0時~24時の間に通行実績のあった道路を、灰色は同期間に通行実績のなかった道路を表示しています。
(データ提供:本田技研工業株式会社)

この「自動車・通行実績情報マップ」は、被災地域内での移動、および被災地への救援・支援活動に向かう方の参考となる情報を提供することを目的としています。

このマップは、Googleが、本田技研工業株式会社(Honda)から提供を受けた、Hondaが運営する インターナビ・プレミアムクラブ とパイオニアが運営する スマートループ が作成した 通行実績情報 を利用して作成・表示しています。Hondaは、24時間毎に通行実績情報を更新する予定であり、Googleは更新後の情報を受け取り後、可及的速やかに情報を反映する予定です。

なお、通行実績がある道路でも、現在通行できることを保証するものではありません。実際の道路状況は、このマップと異なる場合があります。緊急交通路に指定される等、通行が規制されている可能性もあります。事前に、国土交通省、警察、東日本高速道路株式会社等の情報をご確認ください。


ホンダが先日、「東北地方太平洋沖地震で被害の大きな地域の方々への移動支援情報として、Hondaインターナビ会員の車両から情報のあげられた通行実績情報(「通行実績有り」を青線で表示)を、通行可能な道路の参考情報としてGoogleEarth上に公開し、毎日午前10時ごろに更新します」として公開した【KMZファイル】データを基に、パイオニアのデータも合わせGoogleがビジュアル化して提供するもの。リアルタイムの最新情報は元記事にもあるように国土交通省、警察、東日本高速道路株式会社などに確認する必要があるけど、救済・支援活動に絡む事前計画を建てるのには十分以上に役立つはず。

情報の共有が新たな価値を生み出す好例といえるね。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2011年3月15日 07:51に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「猫の見る夢」です。

次の記事は「日本政策金融公庫、被災事業者への各種対応開始」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30