組織的犯行みたいなところもあるし、前代未聞に近い状況ってことで、確かに連日報じられているし、真面目に試験を受けている人から見れば一刻も早くお縄にしてほしいって感情は理解できる。ただ、上の指摘にあるように「インターネットガー」「ネットリテラシーガー」という話ばかりで、携帯電話云々についての指摘はほとんどない。
こういう指摘を目にすると、以前の秋葉原の事件での考察【設問とアンケート内容で分かる、秋葉原の「あの事件」とマスコミの立ち位置】が思い起こされるんだよね。報道のほとんどが同じ方向を向いている場合、向かない方向に何があるのか、その方向を向かないのはどうしてか、考えなきゃいけない。あの秋葉原の事件のときだって、トラックや雑誌やテレビ、小説、そしてワイドショーへの規制云々については、テレビも新聞も雑誌もラジオも、一言も語らなかったものね(語ったとしても、気がつかれない程度)。
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