昨日の時点ですでに一部では話題に登っていたんだけど、震災で深刻な影響を受けた地域以外でも、流通網の混乱を受けて商品入荷の一部に滞りが見え始めている。でもそれ以上にまとめ買いの動きが多く、上の写真のような状況があちこちで見受けられるかもしれない。さすがに写真は撮れなかったけど、カート二つ一杯にレトルトやパンをぶち込んで、さらに上に載せようとしているおばさまの様子を見るに、少々頭を抱えてしまった次第。実際、パン以外ではレトルト、インスタント、そして水が売れている。なぜか清涼飲料水の類はむしろだぶつき気味。
元々商品在庫が豊富なディスカウントストアや大型の100均ショップなどではそれなりに量はストックされているだろうし、複数の流通ルートを持つ中堅以上のチェーン店なら、さほど心配は要らないはずなんだけどねぇ。集団心理というか、情報の不足によるものなのか。古くは石油ショック時のトイレットペーパー買占め(これは資料映像で見た)、直近では新型インフル周りのマスク騒動を思い出した次第。
まぁ、水はともかくとして食品は、日頃から備蓄していればさほど心配は無いし、無くなるってわけでもないので杞憂だとは思うのだけどね。むしろ買い占めで直近在庫が無くなって、普段からスーパーやコンビニ頼りの人が大変かもしれない。そして何よりも、ラストワンマイル的な流通網の遮断が起きている、震災地域の方が問題だよなあ......
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