[「入荷すぐ売り切れ」日用品、首都圏も品薄に]
東日本巨大地震の衝撃は、首都圏の物資の流通にも影響を与えている。
生産拠点が大きな被害を受けたり、消費者が不安心理から買い占めたりした結果とみられ、流通関係者は「買い占めは控えてほしい」と呼びかけている。
◆ガソリン
首都圏ではガソリン不足が深刻化している。コスモ石油の千葉製油所(千葉県市原市)は地震による火災で、操業がストップした。同社広報室によると、国内の四つの製油所の1日の原油処理量は計55万5000バレルだが、うち約40%を千葉製油所が占めていた。「JX日鉱日石エネルギー」グループも国内8か所の製油所のうち仙台など3か所が稼働を停止している。
東京都台東区のあるガソリンスタンドは元売りからの供給が途絶えたため、12日から営業していない。従業員は「仕入れのめどは全く立たない」と嘆く。
◆日用品・食料品
東京都中央区のドラッグストアでは、トイレットペーパーやウエットティッシュなどがほぼ売り切れていた。店員は、「入荷はしているが、発注よりずっと少ない量しか入らず、すぐに売り切れてしまう」と話す。
首都圏を中心に展開する大手スーパーによると、避難所での生活に必要な水や電池などは東北地方に優先的に出荷しているうえ、1人当たりの購入点数も多いことが品薄状態に拍車をかけているという。
また、食品卸大手「国分」(東京)によると、首都圏などでパンや弁当などが品薄になっているのは、ガソリンや軽油が入手しづらく、輸送手段に影響が出ていることも一因といい、「買いだめは悪循環を招く。メーカーの復旧を信じて冷静になってもらいたい」と話す。
【流通網と計画停電と町の様相】などでも触れているけど、必要以上の食品などの買占めが被災地以外、都心部などで起きている。オイルショックとか新型インフルエンザの時とはワケが違うんだから......と、情景を見るに苦虫を1ダースくらい口に含んでかみつぶしたような心境で情景を見ている。
特に燃料周りで被災地、被災地に向かう流通経路に遅滞を生じさせるのが問題。それにスーパーやコンビニ、100均などで普段食事を(料理を作るのに難儀していることで)購入しているお年寄りが、普段の食事が出来なくなる恐れもある当方も100均で難儀しているお年寄りを複数見かけた。もう少し大人になろうよ、ね?
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