【脱水症状にはコレ! 「分け合い」ポスターから、目分量で作れる簡易経口補水塩ポスターも登場】 脱水症状は水分の摂取が不足するもしくは水分の喪失が過剰となると起きるということがいわれています。 夏場、暑さで脱水症状になるということは皆さんもよく理解されていることと思いますが、脱水症状は季節に限ったことではなく、飲料水不足で十分な水を摂取できない可能性がある被災地でも十分に起こりえるものです。 では、いざあなたの身近な方や居合わせた場所で脱水症状を起こした人がいたらどうしたらいいでしょう? スポーツ飲料を飲ませる、救急車を呼ぶ、などできない場合は? そんな時、身近にあるもので簡易的に「経口補水塩」を作ることができる方法を図式しているのがこちらのポスターです。
「経口補水塩」とは脱水症状の治療に用いられるものだそうで、水に溶かした状態のものを経口補水液と呼ぶそうです。
制作したのは、北九州出身でロサンゼルスにある企業の専属デザイナーとして働いているというオリハシ ツヨシさん。
【あのポスター、見つけた!】等でお伝えした、買い占め止めよう啓蒙ポスター。これをインフォグラフック(情報がたくさん盛り込まれた絵、図式)っていうんだけど、その第二弾的なものとして、簡易経口補水塩のも出回っているらしい。
経口補水塩というのは【機能性飲料、トップはアクエリアス? それともポカリ?】でも紹介した、脱水症状時に飲むことで対処ができる飲料。先のポスターが被災地以外を対象としているのに対し、今件は被災地向けなので意味合いが多少異なる&使い方が難しいところもあるけど、興味深いムーブメントではあるよね。日本でもインフォグラフィックの考え方が一気に進むかもしれない。
ちなみにこの簡易経口補水塩。実は例の「JIN-仁-」の第一巻にも登場してたりするんだな。
舞台設定は江戸末期。その時の話なので、現在の塩や砂糖とそのまま比較するわけにはいかないけどね(昔の塩や砂糖は今と比べてミネラル分が豊富だった)。
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